親愛なる友人へ

 

みわ はるか

 

 

親愛なる友人へ。

大学の入学式のあとの授業説明会があった講堂で初めて会ったときからもうすぐ丸8年がたつね。
たまたま座った席で隣にいたのはあなただった。
お互いきっと少し強ばったぎこちない顔をしてたんじゃなかったかな。
それからは卒業まで一緒に過ごしたよね。
ぐるぐると思い出すとなんだかあっという間だったなと感じるよ。

背丈や体型がわたしと同じくらいだったあなたとはなんだかすっと友達になれた。
初めの印象通り素直でどちらかというと控えめでだけれどもちゃんと芯があるそんな人。
か弱い印象のあなたが練習量の多い運動サークルに入ると聞いたときは驚いたけれど最後までやりとおしたあなたは本当に素晴らしい。
購買のあのお弁当が美味しかったなとぽつりとわたしが言った次の日、そのお弁当を食べてるあなたを見たときにはなんて純粋なんだと感じたよ。甘いものが好きだったね。わたしは苦手だったからそういうお店に一緒に行けなくてごめん。食の好みは結構合わなかったね。でもまた一緒に大学の食堂で各々好きなもの頼んでランチしたいね。授業中はよくうとうとしてたね。だけどきちんと単位をとっていくあなたが不思議だった。きっと家でちゃんと予習や復習をやってたんだろうなと今は思うよ。興味のない授業からは早々と退散したわたしと違ってちゃんと最後まで授業に出てたよね。ただ朝が弱かったあなたに変わって代筆してあげたこと絶対忘れないでね。通いだったわたしを台風や雪の日には泊めてくれてありがとう。きれいに清潔に整頓された部屋は女の子らしくていい香りがしたな。苦しかった卒業研究はお互い励まし合ったね。わたしのぶつぶつと言う不満や文句を嫌な顔せずにうんうんと聞いてくれたこといつまでも覚えてるよ。無事に卒業して初めて二人で卒業旅行で海外に行ったね。暑さに耐えながら香辛料のきいた食べ物食べたり、大きな動物園に行ったり、夜景の綺麗なところでお茶したり、最高の締め括りになったんじゃないかなと思っているよ。少し離れたところどうしで就職したわたしたちは大学卒業後はなかなか会えなくなったね。だけどたまに近況を報告したり、誕生日にはメッセージを送りあったりといつまでも繋がっていられることがこのうえなく嬉しいよ。ずっとずっと続くよね!?
そう思ってるのがわたしだけだったら少し悲しいけれど…笑

そして、今、きっと一番大切な人と人生を共にすることを決めたあなたに、ささやかだけどシンプルだけどこの言葉を心からおくります。

結婚、おめでとう。

 

 

 

通学路

 

みわ はるか

 
 

石ころを代わる代わる蹴りながら小学校に向かう通学路は一直線にのびていた。
ただただ真っ直ぐ歩いていたら目的地に着く。
小学生の歩くスピードでおよそ20分ほどの距離だ。
まわりは田んぼに囲まれていた。
休耕の田んぼにはわざとれんげが植えられていたのでそこだけは濃いピンク色に染まっていた。

春は西洋タンポポが辺り一面に咲いて、そのまわりをみつばちやモンシロチョウが飛んでいた。
程よい気候がみんなの気持ちを高めているようだった。
梅雨は憂鬱だった。
そこいらじゅうにミミズがいた。
踏まないように最新の注意をはらって歩いた。
黄色い長靴が休むことなく降る雨を弾いた。
滝のような雨の日には靴下がぐしょぐしょになった。
真夏はとにかく暑かった。
サンダルで登校したかったが、鬼のように恐い生徒指導の先生がそれを許すはずはなかった。
じりじりと攻撃してくる太陽に勝てるはずはなかった。
滴り落ちる汗をポケットから取り出したハンカチで拭きながらしのいだ。
露出した肌はミートボールのような色に日焼けした。
小学校にやっと着いたころには喉はいつもカラカラだった。
秋は美しかった。
遠くに見える山々は赤や黄色に色づきわたしたちの目を楽しませてくれた。
特にイチョウの葉は形が独特で、舞っていく光景に目を奪われた。
沿道にはいわゆるくっつき虫がたくさんあった。
それを摘み取り、こっそり自分の前を歩く友達にくっつける。
くっくっくっと笑いをこらえながら歩き続ける。
ただ、考えることはみな同じだったようで、ふと気づくと自分の服にもくっつき虫がついていたことが何度もあった。
冬は雪がたくさん降った。
転ばないように、滑らないように、ふわふわした雪の上に足跡をつけていく。
きれいそうな雪を選んで球体を作る。
前を歩く友達にぶつけると当たり前だが怒られた。
そこからはミニ雪合戦の始まりだった。
いつの間にかジャンパーを脱ぎたくなるほどホカホカに体がなっていた。

色んな気候を体感しながら6年間ひたすら歩いた道。
まっすぐなまっすぐな道。
大人になった今は、こんなに狭い道だったかなと感じることはあるけれどあのときとさほど変わっていない道を見るとなぜか安心した。
わたしが卒業してからもたくさんの後輩が歩いただろう。
もちろん今も。
黄色い帽子をかぶって、列をつくって、まっすぐに歩いていく。
時々乱れることはあってもみんな何かを感じながらとことこと。

そこにはきっと小さな小さなドラマがある。

 

 

 

二〇一六 バンシュウ

 

もり

 
 

就職祝いに
いただいた
ネクタイの柄

表現する
ための
語彙力
がない

添えられた
あのひとの
ヒッセキ

「頭に巻くも
いいだろう
リード代わり
嫁に握らせ
いいだろう
首を吊るのも
いいだろう
おめでとう」

介護士

ミキサー食に
ふりかけ
永谷園
結局は
原形をとどめたまま
行き場のない
出てくる
ゴマの
セサミン
可燃物

あなたのか
ねんぶつ

暖をとる
ダンスを踊る
タンスの
奥 さまざまな
pantomime、

ない
遠距離
近い
どこでも
現世なら

「今年の打率は
いくつでした?
てか試合、出てました?」

つねに
間をとる
あいだ

あわい
ぐれー をとる

代用と
リメイクと
研磨
代用と
リメイクと
研磨
代用とぉー!
リメイクとおー!!
研磨だろぉー・・

これからの
時代

金木犀
ミカンの


描く
光の
輪郭
臨終の床
上がる
産声が
いつ何時も

理由なき
反抗
赤い
ブルゾン
フジオカじゃない
ディーン

理由なき
焦燥
それすらも
時期尚早
ジキジキ
ソッソジキソッソ

理由なき
不安
それ 人生の
パン
最高の
ファン

理由なき
幸福
湯気の立つ
ご飯
ひなびた
ブラ

「みんな誰かの大切なひとながやきね」

うん
わかっちゅう。

 

 

 

境遇

 

みわ はるか

 
 

地元から離れた土地に住みはじめてもうすぐ6年がたとうとしている。
5階建ての3階に住むわたしは最近おやっと思うことがおこった。
どうもわたしの上に新しく越してきた若い女性をどこかで見たことある気がするからだ。
ずっーと考えているのだがどうしても思い出せない。
黒いセミロングの髪に色白のすらっとした女性。
ゆっくり歩く後ろ姿がどこか懐かしい感じがするのだ。

秋にしては珍しいポカポカ日和の早朝、アパートの駐車場を歩いていると後ろから声をかけられた。
振り向くとあの女性が笑顔で手をふって近付いてくるではないか。
わたしもとっさに口角を上げて笑顔を作った。
あっ思い出した。
あのやや皇族の人がふるような手のふりかたは…中学の同級生ではないか。
すっーとどこかで引っかかっていたものが解消されてすっきりした。
同級生ながらに思う。
やっぱり20代の女性は年を重ねて大人っぽく美しくなる。

彼女とはクラスこそ一緒になったときもあったが塾で仲は深まった。
少し家から遠いところにある同じ塾にお互い通っていた。
そこで一緒に机を並べて勉強したり、自習したり、ご飯食べたり、色んなことを話した。ゆっくりと頭の中で整理したことをきちんとした順序で話そうとする彼女の話し方が心地よかった。穏やかな気持ちになれた。

彼女はわたしと同じ、お酒が強いということがわかった。
自然な流れでお酒をのみに出掛けることになった。
長年会っていなかったし、少し大人びた彼女と二人座ってご飯を食べに行くのは少し緊張したけれど、それ以上にわくわくした。
お店はわたしが予約した。
照明がやや薄暗く、お酒が豊富に置いてあるカウンターをお願いした。
対面で話すのにはまだ時間が必要だと思ったからだ。
カウンターから見える厨房は小綺麗にされていた。
食器やメニュー表も和を重んじた落ち着く感じになっていた。
わたしは最近大好きなハイボールを、彼女はビールをそれぞれ注文した。
初めこそお互い譲り合いながら、探りあいながら、ぎこちない会話が交わされたけれど、お酒と時間が私たちの空気を意図も簡単に和やかなものにしてくれた。
中学を卒業してから20代中盤にさしかかった今までの間を急いで埋めるように話続けた。
ケラケラと笑いながら、思いがけないことに驚きながら、共通の知人の結婚や出産を羨ましあいながら、あっという間に時は過ぎて言った。

帰り道、同じアパートを目指して夜道を歩いた。
行きに降っていた雨は嘘のようにやんでいた。
傘をぷらぷらふりながら、月が私たちの足元を照らし続けた。
今日一番驚いたことは私たちは同じ境遇を今生きていることだった。
同じだからこそ悩みも同じだった。
それを相談できる相手ができたことは素直に嬉しかった。
人はやっぱり一人では生きていけなくて、誰かに相談したり意見を仰いだりすることがものすごく大事だ。
その「境遇」は、わたしたち二人の秘密にしておこうと思う。

これも何かの縁だ。
それもものすごく意味のある縁だと感じる。

 

 

 

旅日記

 

みわ はるか

 
 

先日、小学校の同級生2人とともに旅行に行った。目的地は淡路島と姫路。電車と新幹線、高速バスを乗り継いで行った。

明石海峡大橋は大きかった。想像以上に大きかった。海からの高さも高く、落ちたらきっと助からないだろうと思ったら少しだけぞっとした。淡路島は快晴だった。渦潮を見るためのフェリー乗り場にはちょっとしたお土産屋さんがあった。いたるところに玉ねぎを使ったお菓子やスープなどがたくさん並んでいた。玉ねぎが有名だとは聞いていたけれどこんなにも推しているのには驚いた。時間になったのでフェリーに乗った。潮のにおいが鼻につんときた。海は青いというより鮮やかなグリーンだった。渦潮は吸い込まれるような美しさと迫力があった。海風は気持ちよかった。

古民家を改装したような民宿に泊まった。女将さんはとても親切な人だった。隣との壁は薄かった。大学のサークルらしきメンバーが泊まっていたようだった。とても騒がしかった。お酒を飲んだ。たくさん、久しぶりに飲んだ。3人だけが知る昔話は秘密の共有のようで嬉しかった。わたしたちはもうわたしたちだけで旅行に行ける年になった。お酒を飲めるようになった年もずいぶん前に通り越した。もうこんなに楽しくゲラゲラ笑いながら過ごす、この3人の夜はきっと来ないだろう。結婚する人がいるだろう、転勤で遠方にいく人がいるだろう、色んな制約がたちはだかるだろう。お互いそれをわかっていたから、ずっとこの日が続けばいいと思ったはずだ。

翌日は生憎の雨だった。各々好きな色の傘をさした。小学生のときは黄色の傘でないとだめだったことを思い出した。あの時は後ろから見たらみんな同じに見えたっけな。
姫路城はやっぱり白かった。天守閣に登るのに1時間もかかったけれど、けっしてお城に興味があるわけではないけれど、確かな感動を味わった。だから世界遺産なんだなぁ~と感じた。

帰りの新幹線はあっけなく地元の最寄り駅に着いた。別れの時間だった。貴重なこの時間をかみしめながら手をふって別れた。また行こうねとは誰も言わなかった。それがなかなか難しいことをお互い分かっていたし、社交辞令を言うような間柄ではなかったから。それが逆に清々しかった。

雨がいつのまにかやんでいた。雨水で少し重くなった傘をぷらぷら揺らしながら帰路に着いた。

 

 

 

お盆

 

みわ はるか

 

 

久しぶりに履いたヒールは思っていたより自分を大きく見せる。
数十分もすればそんな自分にも慣れてくる。
足の日頃あまり使っていない筋肉だろうか、ピリピリと痛くなる。
それでもヒールがかっこよく履きこなせるのは若いうちだけだろうと思って頑張って歩く。
コツコツと歩く。

久しぶりにお盆休みを使って帰省していた高校の部活の先輩と会うことになった。
3年ぶりぐらいだろうか。
地元では少し名の通ったカフェで待ち合わせをしていた。
自動扉をくぐると、あー本当に懐かしい、当時妹のように可愛がってくれた小柄な先輩の姿が目に入った。
あのときと何も変わらない優しさが滲み出ている笑顔でわたしを待っていてくれていた。
黒い長い髪をきれいめなシュシュでまとめ、化粧も丁寧に仕上げ、まさに都会のOLさんといった風貌だ。
その先輩は見た目からは想像できない行動派で、大学時代には一人で南米を横断している。
お土産でもらったいかにも南米ですと言わんばかりのポシェットを今でも大事に使っている。
音楽も大好きで、今は社会人で結成されたバンドのギター弾きをやっているという。
そんな趣味や仕事でいっぱいの先輩は、数か月前にその時付き合っていた人とはお別れをして今は恋愛には興味がわかないという。

色んな興味がわくことがあることがとっても羨ましい。
そして、失敗してもいいからそういうものすべてに挑戦し続けている先輩がかっこいい。
わたしが高校1年生で出会った先輩はやっぱり今でも先輩だった。
年齢からくる上下関係だけではなくて、なんかいいな、人として尊敬できるな、話を聞いてほしいな、なんだかそんな気持ちが勝手に出てくる。
お姉ちゃんがいたらこんな感じだったのかな。
ぐるぐると想像する。

たった1時間の短い時間の再会だったけれどとてもいい時間だった。
高校の制服姿しか知らなかった先輩のあか抜けた私服姿は新鮮だった。

お酒が強いとわかった先輩と今度は飲みに行く約束をして別れた。
スタスタスタスタと駅に向かっていく先輩の後ろ姿はやっぱりまぶしかった。

 

 

 

時間

 

坂根 秀

 
 

七時に彼女に会うことになっている
無我夢中の一日
喫茶店で待っていたのは
七時だった

夜は一時に寝ることにしている

ベッドに行くと彼女がいた
君はここにいたのか
とベッドに入ると
一緒に寝そべったのは一時だった

いつも時間が私を待っている
私を待つのは時間ばかりだ

 

 

 

地獄だまり

 

道ケージ

 
 

オレが息も絶え絶えなぜこんな
ああサンタマリアと呼んだとき
オマエものまね番組ケラカラ笑い
いやいやそれは悪くない
遠く離れる宵闇の月

俺が欄干手をつき川面見て縮んだカエルを急かせると
お前メール寄越して「牛乳買って来て」
イヤイヤそれは有り難い
おかげでセヴンに戻ったさ

オリがナイフ握って殺るか殺られる尖っていると
オメーは風呂の水滴拭いたかと
えらい剣幕ドア閉めた
イヤイヤそれは助かった
憑き物落ちて桃剝いてそのまま流しに置いたから

オレが望まぬ戦い戦って
殴られ骨折り血を流し
あげくに裏切り警察沙汰に蒼ざめて

そのときお前は多摩川で
光の柱に包まれて いいことありますようにと
祈ったらしい
いやいやそれはいいことだ

関わりないことのみ美しい
それがよい(ヽヽ)かはわからぬが
遠く黙って何もしない
黙って知らずに動かない
知らずに黙って何もしない
それでよかと

 

 

 

夏、海の日に綴る

 

みわ はるか

 
 

蚊に刺されて目が覚めた。
ブタの形をした蚊取り線香に手を伸ばしスイッチを入れる。
しばらくするとその特有の臭いが漂ってくる。
不思議とこの臭いは嫌いではない。

日用品の買い物に出掛けた。
エアコンのフィン用のスプレーや、日焼け止め、花火等が入り口近くにたくさん並べてある。
本当に夏が来たんだと視覚的に感じられる瞬間だ。
かごに必要なものを入れ、レジに並ぶ。
列の先頭にはいくつか商品が入ったかごを前に清算の準備をする70代くらいのお婆さんがいた。
きれいな短めの白髪に、少し腰の曲がった小柄なお婆さん。
たまごボーロ、米製品のおかし、角砂糖がまぶしてあるいかにも甘そうな煎餅。
ふと突然に今は亡き祖母を思い出した。
祖母もこんなようなおかしをよく買っていたなと思い出した。
孫にも厳しい性格の持ち主だった。
ちょっと近所に足を運ぶのにも身なりをきちっとしていきなさいと諭すような人だった。
近所のドラッグストアにラフすぎる格好で来ている今のわたしを見たら叱責されそうだ。
少し冷や汗が出た。
だけれどもものすごく会いたくもなった。

ローラースケートにはまっている。
河川敷沿いにきれいに舗装された道がある。
タイムを計りながらランニングしている人、犬の散歩をしている人、キックボードをしている人男子小学生、しろつめ草で冠を作っている保育園児。
思い思いに仕事終わりや学校終わりの明るさが残るわずかな時間をそこで過ごしている。
そこで、赤い小さな自転車に乗る、これまた赤いヘルメットをかぶった小さな男の子に出会った。
年を聞くと4才だと言う。
何に興味を持ったのか、ローラースケートで滑るわたしの後を一生懸命ついてくる。
ほんわり優しい気持ちになった。
遠くでその男の子の付き添いで来たと思われる白髪のおじいさんがにこにこ縁石に座ってこちらを見ている。
軽く会釈をした。
汗だくになってきたわたしは地面に座り込んだ。
ヘルメットをとって休憩していると、その男の子がじっーとこちらを見ながら「お姉ちゃん、頭べちゃべちゃじゃん。」と笑った。
思わずケラケラわたしも笑ってしまった。
子供は思ったことをストレートに言えていいな~と羨ましくなった。
大人になると愛想笑いや思ったことも言えない窮屈な場面がたくさんあるなと悲しくなる。
わたしが「まだ自転車乗るの!?」と訪ねると「まだ頭べちゃべちゃじゃないもーん。」とこれまた心に突き刺さるようなことをずばっと言われた。
またケラケラと笑った。
男の子に大きく手をふって別れた。
またここに来たら会えるといいなと心から思った。

入道雲がもこもこと空を覆いつくす夏が来た。
どこか前向きな気持ちにさせてくれるこんな空が大好きだ。
夏は始まったばかりだ。