山崎方代に捧げる歌 15

 

さりげなく茶碗を置きぬかくばかりこころくばりて生きねばならぬ

 

おとといだったかな

夜中に

桑原正彦と
電話で話した

貨幣と物と美が
残るね

そう
いった

それから
小さな光りを受けるには

低さと
姿勢がいるね

北千住にいる桑原正彦はそういった

 

 

 

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