あの日の、朝

 

ヒヨコブタ

 
 

写真のなか笑う幼きひと
会場に笑顔が並ぶ
すべて
年をかさねたそのひとだ

同じような日付にわたしの人生を重ねてみる

そのひとはよく笑った

笑いがそのひとの支えでもあった

わたしの故郷より
ずいぶん伝統あるまちに
そのひとは生まれたんだ
わたしより少しあとに

見送ることをいとわない
見送ることに臆しない
いつからかそう決めて

わたしの朝はきょうまたやってきた

おはよう
どこかにいってしまった
確かな存在

 

 

 

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