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深夜の街を
歩いた

ところどころ
意識は途切れていた

途中
コンクリートの電柱に顔面をぶつけた

のだったか
眠っていたのか

そのヒトに
手紙を届けにいく

腹の底から笑ったっけなあ
そのヒトは

白い歯で

月を見上げることも
無かったよ

 

 

 

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