外へと数えだす

 

爽生ハム

 

 

雨女に 赤い爪の男に

他にも手が笑う
 

男の布団がほろぼす界隈へ

肌色の毛布も白く扱われる
女か男の街角
チョコで

包む
冥王星の第二衛星
これにした
柔らかく壊れる
銀紙
板にねころぶ

大塚のアパートメントの変容
 

馬の力走を
奥から見てる
ほんとうに偏光がまぶしい

客が笑ってる
辻褄を合わせにかかる

いとも孤独な背中になっていた
止り木から羽根が生えるぞ

 

 

 

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